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モモ
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
(1976/09)
ミヒャエル・エンデMichael Ende

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児童担当として、児童担当ではなかったら絶対にもう読まないであろう児童文学の名作に手を出してみることにした。

モモ、その名は児童書担当ならずとも書店員なら誰でも知っている名作だ。しかし予想に反して著書のミヒャエル・エンデは1929年生まれ、もう完全に勝手に19世紀の人だと思っていた。彼は1995年に66歳で胃がんにより死去しているため健康であれば今でもテレビのインタビュー等で彼の現在の姿が見れたかもしれない。

さて本の話に戻ろう。

主人公は円形劇場に住み着くようになった頭ぼさぼさの小さな女の子、モモだ。この女の子はすばらしく聞き上手で村人から好かれていた。(私はモモは皆から嫌われ、なにか悪者をやっつけて仲間にしてもらえるのだと思っていた)序盤はたたみかけるようにモモの良さについて語られ、非常に退屈で涙を流しながら「しんどいよぉ」と読んだ。私は書店員だけど本読みではない。

物語が動き出すのは第四章から、50ページのくるしみは二人のともだちの登場で緩和されていく。なんといっても”夢見るような目をした器量よしの若ものジロラモ”がよろしい。
ハウルの動く城のハウル(金髪ぼさぼさのとき)を想像した、この映画は予告しか見ていないが。

ストーリーは時間泥棒こと灰色の男たちから時間を取り戻すという物語だが、割愛。

個人的にはモモがニノをたずねに行く十四章のめまぐるしさが好きだ、映画のように想像して読んだ。食事は少しとればいいじゃん・・と。

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